フワーレンさま社務所

ダイスを握ってGloranthaを旅しよう。

ちょ〜久しぶりにクトゥルフのマスターやりました

 そしてそんなことはつゆ知らずにちょ〜久しぶりにクトゥルフのマスターやってました。

 『エマ ヴィクトリアンガイド』はオススメの資料本。

 今回のシナリオは既成品で、「MURASAMA Factory」さんのHP*1にあった『RING of YOG-SOTHOTH』*2を使用させてもらいました。背景世界はクトゥルフbyガスライト、1890年のイギリスに設定しました。
クトゥルフbyガスライト 2013年01月19日(土)

  • GM: ぼく
  • AFCPさん: 考古学の教授エリック
  • Biosysさん: 教授の助手カブ
  • むこさん: ディレッタント*3で狩りが趣味のマーク
  • 氷川さん: ディレッタントでマークの友人のジェームズ

焔さんいろとさんは欠席。

 よく出来た既成シナリオとよく訓練された(?)プレイヤーたちのおかげで超久しぶりのゲームマスターでしたがなんとかこなすことが出来てホッとしました。ゲーム後の焼肉店では焔さんも来て本格的なトンちゃん食べつつ近況話も楽しかったです。
 以下メモ。ネタバレ注意。

  • 旧版(HJボックス版)と改訂版(HJ書籍版)では技能の統廃合が進んでて思ったより様変わりしててプレロールドキャラ作る時にちょっと慌てました。新版(エンターブレイン版)ではどー変わってるんだろ?
  • シナリオ上の設定ではPCたちの世界は1920年、円環の世界は1890年ってなってるんだけど、1920年のイギリスを描写するのがよくわからず面倒だったので円環の世界を1850年に移しました。
  • キーパーへの注意にも書いてあったようにタイムラインは5日間→3日間に短く調整した方がテンポもよくてちょうどよかったです。おかげでよく訓練された(?)プレイヤーたちの活躍によって早くも2周目でクリアしちゃいました。
  • むこさんのキャラが象撃ちライフル持って外なる神々の従者に突撃したのでこれはチャンス!とばかりにオープンダイスで殺ル気まんまんだったんですが、ダイス目悪くて逃げられました。ループした際に教授が1回一時的狂気に陥ったくらいで、誰も真の狂気、死亡しなかったのがちょっとなぁ‥‥‥ザンネン。
  • 教授たちが噂程度の話を頼りにあてずっぽうに現地調査に訪れたっていう無理のある導入にしちゃったけど、シナリオ上では村が消滅して一時騒ぎになったっていう記述がちゃんとあった。AFCPさんはオトナの対応でそれ以上ツッコミしなかったけどちょっと悪いことしたなぁ。
  • 奥方が危篤なのに誰も村の外へ医者を呼ぼうともしない。村人が外界に対して無関心‥‥‥内容上当然PCが疑問に思う点に対してこの辺のシナリオ記述がないこともあって演出があやふやに。→結果としてPCが村/村人に対して違和感、気持ち悪さを感じることには成功してたみたいだが。
  • モレイ家の過去、ラザフォードが領主の座についた経緯、村の流通、ハケットは円環成立後に(PCたちの様に)村に迷い込んだはずだが村の者たちにとっては何時からいたことになっている認識なのか、などについてプレイヤーの関心が高かった。
  • やっぱガスライトやってて本場のメイドさんを出さぬわけには逝かぬわっ(エマの本から無理やり引っぱってきたけど)

*1:残念ながら現在は一時的にHPを停止中。blogのみ

*2:RPGマガジン』1998年4月第96号に投稿記事としても掲載された

*3:貴族でニートの趣味道楽人だと思っとけばだいたい合ってる